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住宅ローンを知る ②

「変動型金利」と「固定型金利」

返済が始まった後も当初決めた金利を変更しない仕組みの金利が「固定型金利」です。
この固定型金利には、二つのタイプがあります。一つは、返済終了までの全期間にわたって金利を変更しない「全期間固定型金利」。「フラット35」はこのタイプになります。
もう一つは、2年あるいは5年、10年といった一定期間だけ金利を変更せず、これら期間が終わると変動型金利に変わる「期間選択型固定金利」です。ただし、このタイプでも、期間終了後に再度固定型金利を選べるものもあります。

 

「固定型金利」は、借り入れ時が低金利の市況だったとして、もしも将来金利が上がったとしても、借入時の金利は変わりません。従って、「契約時に総返済額が決まっていて将来も変わらない」という安心感と資金計画の立てやすさがメリットですが、「変動型金利」よりも利率が高くなります。

どのタイプの金利を選ぶかは、なかなか判断が難しいです。これは、今の金利が将来下がるか、あるいは上がるかという予想がとても難しいからです。将来の金利を予想して金利タイプを選ぶときには、借り入れる人の年齢や借入期間、その間のライフプランも大きく関係してきます。場合によっては、期間選択型固定金利の適用年数を何年にするかを考えたり、返済期間途中での借り換えを視野に入れることも必要になります。

その他の金利タイプには、「金利ミックス型」と呼ばれるものがあります。変動型金利と固定型金利を合わせたタイプの住宅ローンです。例えば、3,000万円の住宅ローンを金利ミックス型で組む場合には、変動型金利で1,500万円、固定型金利で1,500万円という契約を結ぶことになります。

また、変動型金利に伴う将来の金利上昇の不安を軽減するものとして、金利の上昇限度を定めた「上限金利設定型」と呼ばれるローンもあります。変動型金利のローン契約を結ぶとき、「これ以上はローンの金利を上げない」という上限を設定する仕組みの金利タイプです。

上限のない変動型金利に比べると金利は高めになりますが、「金利が天井知らずで上がるのでは」という不安を減らすメリットのある変動型金利です。

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